かの男性に、あのレストランで逢えるだろうか

かの男性とは「どなたかしら?」とお思いのあなた、初夏の私のブログ「見ず知らずの男性に誘われたら・・・。」をご覧ください。

熱海のレストランでお昼を頂いていた時、近くのテーブルの男性が「こちらに、僕の前の席に」と私を呼びつけ「どこかのホームに入りたいと希望しているが自宅が売れなくて困っている。何かいい手立てはありませんかな」と相談を受けました。「役所にご相談を・・・。」などど話していると「これからご一緒にいかがですかな?」と誘われ、「人と会う約束が・・・。」と慌てて逃げ帰った、という内容です。

数日後、友人たちと集まる会がありました。皆私の顔をみるや、
「心に残るブログよ」と一人が言えば、
「そうよ、どうしてご一緒しなかったのよ」
「その人は淋しいお年寄りで、しみじみと話がしたかっただけなのよ」
「もしかしたら、かっての恋人の面影をみたのよ、あなたに」
と、次から次にといろんな人が寄ってたかって、まるで私が悪者のようにいいたてるのです。事もあろうに、40代の男性まで「彼はすみれさんをみて、上手に年を重ねているなあ。魅力的だ、よしと、勇気を出したのに、気の毒ですよ」と、頼みもしない感想を伝えてきたのです。
ここまで言われて何もしないわけには行きませんね。女がすたると言うものですよ!と大言壮語していざ、またも熱海にと出かけました。

男性に出会ったフレンチレンストランは目抜き通りの中程だったと記憶しているものの、レストランの名前も覚えていない。
あの日は「フランスの田舎料理、コーヒーだけでもどうぞ」の看板に誘われてドアを開けたのでした。厨房が目の前にあり、ガラス越しに食材などがみえます。「いらしゃいませ」と客席につくと、フランス製であろう調度品が落ち着いた雰囲気を漂わせています。注文したランチが美しい食器に美しく盛り付けられ美味で「幸せだなあ~」と、何度もつぶやいてしまったほどです。
そのフレンチレストランを一生懸命探してるのになかなか見つからない。坂の多い熱海の街をのぼったり下ったり、もう止めようと思ったその時に、なんとなくこの辺りと記憶が明確になって「ここだわ」と、確信した場所にはシャッターが下りていました。
「骨折り損」とは感じたものの、不思議と晴れ晴れとしたこの気分は「これで義理は果たした」という達成感のたまものでしょう。
「ええ、何の義理よ?」もちろん、あの男性へのお詫びと「親愛なるあなたたち友人の旺盛な好奇心にですよ!」

おほほ。では、ごきげんようですね。

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